以前働いていた学校についてのお話です。
*記事にある内容は、すべての公立小中学校に当てはまるものではありません。自治体によって、また校種や配属された学校によっても変わります。私は今現在すでに退職しております。過去のお話だと思って読んでいただけると幸いです。

学校事務職員に向いている人や性格

ちなみに私は、上記だと一人でコツコツもくもく作業がすき、のみ該当していました(笑)。

それどころか、詳しい仕事内容をよく知らぬまま就職しました…
誰とでも無難にコミュニケーションがとれる
とにかく学校の職員は多様化しています。職種も任用の仕方もバリエーションがとても増えてきています。その分事務職員も、それぞれの職員とコミュニケーションをとる必要がでてきます。とりわけ、採用事務では学校事務職員がメインの仕事なので関わりも多くなります。
あとは飲み会が多い印象です。コロナ中は一時無くなりはしましたが、
学芸会の打ち上げ
運動会の打ち上げ
1学期の打ち上げ
などなど…。普段職場で話す機会が少ない人ともお話ができるよい機会ですが、無理をしてまでいかないのがベターです!

私は苦手だったので、歓送迎会のみ出席してました
一人でコツコツもくもくとする作業が好き
高校の事務室や特別支援学校は事務室に事務職員が数名というイメージですが、私の勤めていた自治体では、ほとんどの小中学校には学校事務職員は1名配置でした。
●事務職員の執務状況
①職員室から独立した事務室
②職員室の中でパーテーションで仕切って事務スペース
③何の仕切りもない事務机
④ひな壇(管理職が机を並べる一番前方の席)
この3パターンがありました。
①職員室から独立した事務室
孤独を感じやすいですね…。同期は、個人情報を扱う仕事の時以外は職員室で仕事をしていたそうです。逆に、集中してできるから個室を好む方もいました。
②事務スペース
個人情報の記載された書類も広げやすいですし、職員がプライベートな話があるときには回転いすを二つ並べてお話をすることもできます。事務の所管する書類ファイルもすぐ手に取れる位置にあるので便利です。
③ただの事務机
隣席の職員の目も気になるのでなかなか仕事に集中できません。個人情報を扱うときは神経を使います。その代わり、他の職員と近いのでいろいろな話をすることもできます。
④ひな壇
経験があります。教頭先生の横だったのですが、前をみると、職員がずらーーーっと机がならんでいるまさにお誕生日席。大規模校で、事務のスペースがここしかとれなかったそうです。
日々更新される法令を取り込む柔軟さ
新しい法律が施行されると、学校にも関係通知がやってきます。私の時代だと、児童手当は政権によってコロコロかわってきた印象があります。育休などを挟んだりすると、色んな事務がもう結構変わりすぎていていて、昔の知識が邪魔になることもあります。
基本的には、仕事内容をすべて覚える必要はなく、どのマニュアルや通知を参照すればよいか分かっていることが大切になってきます。(児童手当であれば、児童手当のマニュアルや最新の通知)
マルチタスクをこなす自己管理能力
どんな仕事もほとんどがマルチタスクかと思います。学校事務に関しても、経理やりつつ、文書収受しつつ、職員に呼ばれて印刷機を見に行って、戻ってきたら、「明日から○○先生休職する」と言われて関係事務について調べたり…。締め切りのある報告書類も多いので、仕事の進捗管理をしつつ業務をすすめます。1人の職場だと、自分の裁量で進められるものの、仕事する人は自分だけなので、良し悪しですね。

関係課から「まだ○○の書類でてませんよ」と電話を頂いたことも何度もあります…。
学校事務職員が持っていると無敵なスキル


個人的に欲しかった能力をあげました
工事について知識
工事については、ある時は3か月で10件超を施工したことがありました。
プールのろ過装置の工事
学校の放送室の工事
正門の電子錠設置工事
古い校舎だと起こり得るのですが、これは管理職や事務職員の手腕が発揮されやすい領域だと思います。
ただ、修繕するだけではなく、より学校現場で使いやすくなる、今まで不可能だったことが可能になる、など改善されてより学校が良くなるような工事を提案したりするところまで行けたらよかったなぁと思います。
施工の専門的な知識を高めるのは難しいかもしれませんが、
「このような工事の事例がR校でありました」
「費用は○○円で、この工事をすると、授業でこのような事が可能になります。」
といったような、他校の事例を自分にもストックすることで選択の引き出しが増えます。事務職員は異動もあるので、過去に自分が経験した工事なども、異動先で生かせます。
パソコンや情報機器の知識
こちらも、質問をうけることが結構ありました。残念ながら、私は苦手意識があるほど…。
退職してから、インスタなどでExcelのショートカットキーで業務効率などの方法をよく見るようになりました。学校には情報主任という方もいて、職場に1人精通している方がいると、とても重宝されます。児童に1台タブレットが配付されている昨今では、欠かせないスキルとなっています。
電子黒板などは、使いこなせる教員はできるけど、年配の先生には荷が重い…といった扱いでした。そんなときに、いつも職員室にいる事務がアシストできたらもっと活用がすすんだのかも、と思います。
ICT機器を購入するだけでなくて、それがいつでも誰でも使える状態であることが大切ですね。
英語
これは、学区の特色にもよります。私が以前勤務していた自治体では、外国籍の児童が少なくない地域でした。
就学援助などの書類は、日本語だけでなく、数か国語が用意されていました。児童は日本語が話せるけれど、保護者の方は日本語が話せないというご家庭も少なくなかったです。教育委員会には、外国語のサポートをするサービスもありましたが、事務職員に限らず、職員室に英語が話せる人がいればその場で解決できることもあります。
整理整頓
職員室の消耗品棚が使いやすく、きれいに整頓されていると、それだけで働きやすさに貢献できると思います。ホチキスや、サインペン、ガムテープ、スズランテープなどなど…。授業の準備で先生たちが使うときに、探しやすく、取り出しやすいというだけで、時間の節約にもなります。
定期的に、消耗品の在庫はチェックしますが
「最後の1つを使ったら事務まで教えてください」
と書いておくと、
「修正テープ、最後の1こもらっていくね!」
と声をかけてもらえるので、おすすめです。
適性よりも、やりたいかどうか!
つらつらと書かせていただきましたが、こんなスキル全部持ち合わせている方、いないと思います。それよりも、仕事を始めてから、すこしずつ身についていくスキルもあると思います。
自分が好きな事や得意なことがあれば、それをどこかで生かせる仕事だと思います。
学校ではたらいていて、よかったこと
毎日栄養満点の給食がたべられたこと
子どもたちの合唱を聞きながら仕事ができたこと
引退記念試合に職員チームで出させてもらったこと
子どもたちに名前をおぼえてもらえたこと
花壇にチューリップを植えて咲かせたこと
周年記念の人文字に参加できたこと
ありがとう、とたくさん言ってもらえたこと
たくさんの人と出会えたこと
私は、学校をやめて違う人生を選びましたが、この職業を経験したことは後悔していません!辛い事もたくさんありましたが、振り返ると楽しいこともたくさんありました。
学校事務職員になってみたい!と思った方はぜひチャレンジしてみてください!
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