空飛ぶ夢をもう一度見たい!
夢の話って自分ではめちゃくちゃ面白いと思うんですが、人に話してもあまり面白さが共感されにくいです。
私は夢をよく見る方なのですが、ある時期(10代後半〜)は朝起きて覚えていたら夢日記として記録していました。また、夢占い的なものも調べていた時期もあります。
脳科学的にいうと、”夢は記憶・情報の整理をするためにランダムで取り出した情報をモザイクのようにつなげて作られる自分しか見ることができない映画のようなもの”だそうです。
古い夢の記憶は小学校の低学年くらいのものもあります。実に30年以上前です。

私が過去に見た夢で印象的なものを紹介しています!
興味のあるという稀有な方はぜひ読んでみて下さい!
今まで見た夢で印象的なもの

過去に見た夢を思い出す
ネットで検索すると、私と同じように過去の夢を寝る前に唐突に思いだす人が何人か見つけることができました。その方も寝る寸前のぼんやりとまどろんでいる時間に普段はまったく記憶にもないような夢を思いだすのだそうです。
寝る前の時間はDMN(デフォルトモードネットワーク=脳が意識的な活動をしていな状態で、自己の記憶・感情・情報などを振り返っている状態)状態になっていて、過去の夢の記憶が思いだされやすいのかもしれません。
私の場合には、1つ夢を思いだすと芋づる式にまた別の夢と言った感じでするすると思いだします。
それらの夢をいつ見たか、というのは思いだせないものもありますが、人に話した記憶があるものは大体の時系列がわかります。

いくつかの夢の画像はいつも愛用しているcanvaのAI生成を使ってみました!夢を画像にするの面白かったです。
未就学~小学校低学年:無限階段

この夢だけは強烈に覚えています。
朝早く起きたら、母の姿が見えず慌てて社宅の4階の自宅玄関をでて、階段で1階の地上を目指す私。けれど、どれだけ階段を下りても地上にたどり着くことができない。今度は家に戻ろうと4階を目指して階段を駆け上るけれど、どれだけ階段を上っても4階にたどり着けない。
当時はエレベーターの無い5階建ての集合住宅に住んでいました。
母は当時、新聞配達の仕事をしていて早朝にでかけていました。その母の背中を追いかけるのですが、母をつかまえることができず、また家にも帰れないという子どもながらに怖い夢です。
小学生:本の上に座って浮遊

図書館に居る私が、本棚の前で本の表紙をベンチの様にして座っている。その本が私を載せたままゆっくりと上下に浮遊している。高さは地上から30cmほど
この夢もとてもよく覚えています。いまこの夢を思いだすと、自分を客観的に観ているイメージが浮かびます。

最初に見た時は主人公が自分なのでイラストのような第三者的な視点では見ていません。繰り返し思い出すうちにイラストのようなイメージに置き換わったように思います。
高校生くらい:巨大な白い室内世界

そこは、途方もないくらい広い室内で、天井もとても高い場所。ゆるやかなスロープのような坂や階段があるけれど、建物はない。どれも色が真っ白で色の無い世界。マネキンのようなのっぺりと白い人がいて、ベビーカーを押している。そのベビーカーも白。
夢のことを思いだすと、この白い世界のイメージが浮かびます。
10代後半~20代:夜の空を滑空する夢

ビルやマンションの屋上に居て、ビルの屋上から、また別の屋上に向けて滑空する夢。ピーターパンのように体ひとつで飛んでいる。鉄塔や雲や夜の街などを飛びながら見ている。
空を身1つで飛び回る夢をよく見ていました。地上の人に見られていないか気にしながら飛んでいたのも覚えています。飛ぶのはきまって夜でした。

ただただ爽快で、夜の風や浮遊感疾走感など心地の良い楽しい夢でした。
20代までは見れていました。
20代前半:歯が全て抜け落ちて口の中が歯でいっぱいになる夢
口の中に違和感を感じる…口の中がじゃりじゃりとしていて異物感で満たされている。それが自分の抜けた歯だとわかってどうしていいかわからない。不快感でいっぱい。
就職してからの夢。ストレスを抱えてた時に見た夢。この夢を職場で話したら、同じ夢を見たことがある人がいてびっくりしました。
ネットで検索しても同じような夢を見た人がたくさんいます。もしも、外国の人でもストレスを感じている場合に歯が抜ける夢を見る人が一定数いるならば、文化に関係なく不安と歯が抜けることについて人類に共通する意識あるのかなと感じます。

夫も似たような夢を見たことがあると言っていました。
記憶に残る夢と忘れる夢

夢のことを何日も考えて意識を向けていると、夢を覚えている部分にアクセスしやすくなる感じがしています。
忙しかったり、夢を覚えていない朝などは夢のことそのものをすっかり忘れているのですが、前述したように寝る前の時間や起きてすぐのぼんやりした時間には多くの夢を思い出します。
覚えている夢と忘れてしまう夢についてはこの記事が参考になりました。(覚えている夢と覚えていない夢の違いは? 羊土社 生命科学と医学の専門出版社)
この記事によると、覚えている夢は嫌な夢(例えば何かうまくいかないなど未解決な部分が残る)が多いそうです。
私に関して言えば、無限階段や歯が抜ける夢は母との別離のさみしさ、ストレスと考えられて、ネガティブな夢を覚えていることに納得がいきます。
一方で、図書館で浮かぶ夢、空飛ぶ夢や白い巨大空間などはネガティブな要素はありません。それでも覚えているのは私が個人的に夢を覚えていやすい人なのかもしれません。
こうして記事を書いている最中にも夢の断片が現れます。いつ見た夢かもわからないイメージが浮かぶのです。本当に不思議です。
夢の中で夢と気づく

一度だけ、つい最近なのですが夢の中で夢に気づきました。もう一度空飛ぶ夢が見たいなぁとか考えていた時期で、入眠前に「夢を覚えていますように」と考えてから眠りにつきました。
夢の内容は覚えていないのですが、【これは夢だ】と気づいたシーンだけ今も覚えています。
ドアだけが私の視界にあって、開いたドアの向こう側に人(多分大柄な男性)が立っています。その人は背が高すぎてこちらからは首から上な部分がわかりません。その時に私は【こんなに大きな人はいないからこれは夢だ】と思ったのです。
夢の中でだと気づく夢のことを【明晰夢】というらしいのですが、これを極めると夢の中で意識を保ったまま自由に行動できるとかできないとか…(笑)ちょっと調べたところによると、現実と夢があいまいになってしまったり、とても疲労したりよくない影響もあるみたいです。ちょっと怖いですね。
私は寝る前に空飛ぶ夢見られますようにと、ちょっとだけお願いしつつ、今日もまた不可思議な夢をみるのです。

ちなみに長男が4歳頃に見て、起きてすぐ教えてくれた夢は
【納豆の海で泳ぐ夢】で、息継ぎするたびに納豆が口に入ってきたそうです!
夢に関する書籍はたくさん出ているので、また読んだらここに追記したいと思います!
↓夢といえばやっぱりフロイト
人の夢の話なんか知りたい人いないよな、と思いつつ自分の中では不思議な現象だったので記事にしてみました!これからもしっかり現実世界を踏みしめながら夢を楽しみたいと思います。

今朝の6時なのですが、今日見た夢は、高校時代の友人まいちゃんに子どもが生まれて、旦那さんが芸人の東野さんだった、という夢と、私が中学生になっていてセーラー服を着ており、体育館で男子5人くらいとダンスの練習をしなければいけないのが嫌すぎて、体育館の後ろで掃除をするという夢でした。
学校の夢はよく見ます。

