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映画『ミステリと言う勿れ』忘れたくないと思った言葉

雑記

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映画『ミステリと言う勿れ』

マンガが原作で菅田将暉さん主演でドラマ化もされました。久能整くんの名言が話題になりました。映画は映画館に観に行きました。

最近アマプラに作品が出てたので見直したのですがやっぱり心に残るセリフがあって、自分の為に残そうと思います。

子どもの心は乾く前のセメント

音を聴く子ども

映画の中で、子どもを使って秘密を聞き出そうとする登場人物を久能整くんが諌めるシーンでした。

こういうことやっちゃだめです

(中略)

子供って

乾く前のセメントみたいなんですって

落としたものの形が

そのまま跡になって残るんですよ

映画『ミステリという勿れ』久能整のセリフより

別のシーンで、子どもの頃に大人から言われたの言葉が傷になってしまっている人に向けたセリフ

どうしてそんなことを子どもに

セメントが固まる前に

あなたは何をおとされたんだろう

映画『ミステリという勿れ』久能整のセリフより

私、このセリフを聞いたときに、自分の子どもたちの心の柔らかいセメントに心ない言葉や、無駄に怖がらせる言葉で踏み荒らしてしまってないかと不安になりました。

その逆もあると思います。子どもの頃褒められたこと今でも覚えている言葉があるんです。大したことじゃないんですが、ずっと覚えています。

最近、NHKの特集でトラウマ治療についての番組(精神科医の白川美也子さんのクリニックを追ったドキュメンタリー)を見ました。子どもの頃に受けた心の傷で大人になってもフラッシュバックして苦しみが続いている人がたくさんいることを改めて知りました。

心に刻んでおきたい言葉だと思いました。

人の弱さを認める

僕はアメリカの刑事ドラマをよく見るんですが

刑事が犯人を殺したり

逆にひどい目に遭ったりした時

必ずカウンセリングを受けさせられてる

(中略)

人の弱さを認めているからだと思う

人は弱くて壊れやすくて

病むことも倒れることもある

それが当たり前だと

だから修復する 治そうと思う

それができると信じてる

翻って日本では弱さを認めない

弱いものは負けで

壊れないのが正しい

壊れたら退場で

悩むことすら恥ずかしい

相変わらず根性論です

弱くて当たり前だと誰もが思えたらいい

映画『ミステリという勿れ』久能整のセリフより

特に、後半の”壊れたら退場で悩むことすら恥ずかしい”

という部分が私は心に刺さりました。

まさに自分だなと思ったんです。

私は仕事のストレスから抑うつ状態が続いて、仕事を休職して,その後退職しました。

社会から退場した気分でした。使い物にならない無用な存在に思えたんです。

悩んでばかりの自分を恥じていましたし、弱い自分が許せなかった。

今はもう開き直って、考えるのが得意まで行きませんが、考えるのが好きなんだなと思っています。(悩むことはありますが、なぜ悩んでいるのかな、と考えることにしています。)

鬱が心の風邪と言われて久しいですが、腫れ物扱いで隠さなければいけない風潮がまだまだあるなと個人的には感じています。

カウンセリングだけ受けるのは保険が適用されない場合が多くて値段もとっても高いんです。私が行きたいと思ったところは1時間7000円ほどしました。とてもじゃないけれど続けられません。

もっと、カウンセリングが気軽にうけれるようになったらうれしいなと思う今日この頃です。

BONES(ボーンズ)という海外ドラマが好きなのですが、その中でも刑事のブースがカウンセリングを受けているシーンがありました。

生死に直面する消防士や医師や警察官などの職業の方が心のケアを気軽にできる体制が、組織として体裁的に制度があるだけでなくて実際にたくさんの必要な人に使われるような世の中になるといいなぁと思いました。

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