雑記です。
私は家事をしながら、歩きながらポッドキャストを聴くのが好きです。無音が苦手なのもあってBGMにしています。
なんとなく聞いていた堀井美香さんの番組『ウェンズデイ・ホリデイ』のゲストがみうらじゅんさんでした。仕事についてのお話の中で、心に残ったフレーズがあったので記録です。
唯一無二の存在であるみうらじゅんさんの考える”本業”
みうらじゅんとはどんな人
私の世代でMJと言えば松本潤さんですが、みうらじゅんさんこそ初代MJかもしれません。京都出身で1958年生まれの武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業のイラストレーター・漫画家です。
みうらじゅんさんを知らない方に説明しますと、ビジュアルはサングラスに肩までの髪がトレードマークです。もともとは漫画家だったそうです。
マイブーム、ゆるキャラという言葉を生み出した人。サブカルチャーを牽引してきた方です。
そして仏像への愛も深くて、阿修羅像のファンクラブを作ったりしています。(しかも公式の会長)
最新の著書『アウト老のすすめ』では髭ビジュアルでした。ダンディーでかっこいいですね。Amazonの中で一番売れていたみうらじゅんさんの本でした。

私は大学生のころヴィレッジヴァンガードという本屋が好きでよく通っていました。
みうらじゅんさんのこともそこで知りました!
サブカルという言葉は私の青春を表す単語でもあります。
みうらさん語録【本業は生活】

ウェンズデイ・ホリデイ#139『ゆるくて深い!みうらじゅんさんにお悩み相談だ』から、引用してみます。
本業ってね、それあくまで仕事でお金もらってるやつだから
お金もらってないことが実は本業じゃないですか
人間って生活ですよ
生活が人間じゃないですか
(中略)
まあ、あれ本業ですよね
あの生き物としてのね。
だからまぁ言えば
仕事は副業なんですよ
(中略)
まぁ、もし失敗しても本業うまくいってればいいわけです
(中略)
やっぱりね、本業がうまくいってないと、あの仕事も上手くいかないですよ
ウェンズデイ・ホリデイ#139 みうらじゅんさんの発言より
みうらじゅんさんの本はまだ読んだことは無かったのですが、もともととても面白い方というのは知っていました。
今回何気なく聞き流していたら、私にとってはとっても素敵なことおっしゃっていて、忘れたくないので記事にしてみました。
みうらじゅんさん、お話を聞いているだけで本当におもしろいんです。
かつて一世を風靡した風太くん(レッサーパンダ)に会いに行ったり、人魚像に興味もって探しに行ったり、さざえ堂(登る人と降りる人が会わない作りのらせん状の塔)が気になったり…。
肉まんの話をすれば、コンビニの保温機はヒエラルキーになっているとか、そこから髭もヒエラルキーがあるかと思って研究したとかどんな話に飛んでもみうらじゅんさんのフィルターを通した聞いたこともないようなお話が飛んでくるんです。
他の人が通り過ぎてしまうところを、みうらじゅんさんは一人立ち止まってじっと考えている感じですね。
話を元に戻します。
私が熱意を傾けられるようなやりがいのある仕事をしていたら、”生活が本業”という言葉に対してこれほど反応していなかったと思います。
仕事がうまくいかなかった私だけれど、私は生活が本業だからいいんだ!と思えました。
手に入らなかったものだから、余計に重要視してしまっていたけれど、そうじゃなくってもいいんだと今は気持ちがすこし軽くなりました。
ありがとう!みうらじゅんさん!
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