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感情移入しすぎてドラマを直視できない

主人公が失敗するシーンを直視できない 雑記

おなじ方、いますかー?

私は何かの専門家ではありません。ただ、ひたすら考えていることを綴っています

ドジな主人公が苦手

介助する人

小学生の頃、夕方に再放送していた「ナースのお仕事」というドラマが苦手でした。観月ありささんが主演で朝倉という看護師を演じています。笑いあり、涙ありの人気ドラマでした。

この朝倉がとにかく失敗ばかりして先輩に怒られるのです。コミカルな演技でコメディ要素のあるドラマだったけれど、とにかく失敗するシーンは見ていられませんでした。

子供ながらに

『何やってるの!そんなことしたらダメダメ!』

『ほら、だから言ったのに…』

なんて心の中でツッコミを入れていました。

主人公がミスをしそうになると、目を閉じたり耳を塞いだり、テレビのある部屋から退室したりしていました。

主人公がミスするシーンが終わったことを遠目で確認してまたドラマを楽しんでいました。

他にも見てられないシーン色々あります。

主人公が窮地に立たされるシーン全般苦手
  • 告白して失恋する
  • 勘違いが他人の指摘で露呈する
  • 仲違いする
  • 失敗する
  • 自信を失う

ですから、このようなシーンが多い学園青春系はとても苦手でした。

今でも避けてしまいがちです。

同じ怖いでもミステリー系は平気

少し話はずれますが、ミステリーや推理系の作品が大好きです。

小学校の頃に出会った名探偵コナンは、今でもずっと大好きです。ホラー映画は単純に怖いのが苦手なので観ません。

リング、呪怨といった超自然的な存在(幽霊)が出てきて、ビジュアルとか空気感で驚かせたり怖がらせるタイプのは苦手です。推理系はあくまで現実世界の話なので大丈夫なのかもしれません。いわゆるヒトコワ系(生身の人間の怖さを表現したもの)の作品は好きです。

怖いシーンを直視できないのとはまた違う理由で、主人公の失敗シーンが直視ができないのはどうしてなのでしょうか。

どうして苦手なのか考えてみた

考えている女性

8歳の息子が同じように行動していた!

実は最近、息子が昔の私と同じような反応をするのです。

主人公が窮地に立たされるようなシーンになると、ブランケットやクッションを頭から被って見ないように聞こえないようにしています。

『もう見たくないー!』

『ママもう終わった…?』

それを見た時、幼い時自分も同じだったなと思い出したのです。

子どもの頃ほどではないけれど、今も苦手なシーンを早送りしてしまうことがあります。

自分と他人の区別があいまい

人の二面性

自分のことのように捉えてしまう

幼少期というのは、特に自分と他人の区別があいまいなのではないかと思います。主人公を自分のように感じてしまい、同じように恥ずかしくなったり、苦しくなったりしてしまうのではないかと思います。

成長するにつれ、自己が確立されて他人との区別がつくので主人公に過度に感情移入せずに済むようになるのではないでしょうか。

実際、私自身は小学生の頃はドラマなどで目を伏せて見ないようにしていた事が多かったのですが

大人になった現在ではその頻度はぐんと下がっています。

共感力が高い

パズルと人

相手のことを考えすぎる

大人になってからもまだ苦手なシーンがあって直視できない時があるのは、私が共感力が高いからかと思っています。

何年か前にこんな本が流行りました。

武田友紀 「繊細さん」の本

これ!私のことが書いてある!と衝撃を受けたHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の本です。そして、自分と同じような人が具体的に示されて、他にも沢山いると分かってほっとした1冊でした。自分のことをさらに知るための手立てにもなりました。

まさに、気がつきすぎて疲れるんです。

相手の顔色や場の空気感を敏感に感じ取って勝手に推し量って、そして「自分のせいかもしれない」と勝手に自分を責めたりして…。完全に一人相撲状態です。

その気づきが本当に的を射ているのかはまた別の話なのですけどね…

共感性羞恥

冒頭の私の子供の頃のエピソード(失敗する主人公を観ていられない)は共感性羞恥だろうと思います。

主人公が感じていると思われる恥ずかしさを自分のことのように感じて恥ずかしくなってしまうのです。

ある意味主人公になりきっているので本当に疲れます。

実際には他人の考えている事などわかる訳がないと肝に銘じておかねばなりません。

映像があると共感力が加速する

絵画

私は映画やドラマなどは映像があるので小説よりもダイレクトに感情が揺さぶられます。登場人物の顔色や周りの人の反応がダイレクトに見えてしまう分、余計に想像力や共感力が発揮されている気がします。

映像のない書籍の方がフラットな気持ちで読めています。

私はAmazon primeで映画を楽しむのが好きなのですが、作品を選ぶときは気を遣います。

避けがちなテーマ
  • 実際にあった悲しい事件がモチーフ
  • 重たいテーマの社会派ドラマ
  • 不幸せな子どもが出てくる

自分が親になってからは特に、子どもが出てくる悲しいドラマや映画は観れなくなりました。自分に重ねたり、子どもを重ねたりして辛くなります。

悲惨なニュースも辛い時の対処法

テレビ中継

ドラマを直視できないのも、凄惨なニュースを見てダメージを食らうのも原因は同じ「共感力の高さ」なのでは?と思いました。

私が共感力の高さゆえに困っている事として

悲惨なニュースが目に入ると、記事を読んでしまって読んだ後に落ち込んで後悔する

という一連の流れがありました。特にLINEニュースYahoo!ニュースなどは目に触れる機会が多くて困っていました。(地上波のテレビはほとんどつけません)

そこで、LINEニュースを非表示にしたり、暇な時ついつい開いてしまうYahoo!のアプリアイコンをスマホのトップページから削除したりしています。

自分のことをよく知る ということ

共感力の高さとそれが真実とは限らないことを知っておく

息子がアニメを見ていて急に目を閉じて耳を塞いだのを見て、私自身の幼少期を思い出しました。

そこから始めた今回の「共感力が高すぎてドラマを直視できない」の着地点は「自分のことをよく知る」ということです。

共感の対象がドラマの主人公であれば、私の場合だと「共感性羞恥」で恥ずかしくなるだけで済みます。

それが現実世界の機嫌の悪い職場の上司に対して共感力を発揮してしまうと、アレもこれも悪い方向に考えて「全て自分のせいなのでは?」となりかねません。(実際わたしはこのパターンでよく落ち込みます…)

もし、機嫌の悪い人が近くにいたら

私、また共感力発揮してるなー。でも、その推理合ってるかわからないよ!きっと何かあったんだよ。ほっとこ!

と思うことにします。相手の思考はわからない!相手の思考を妄想するのやめよう!

また、共感の対象が悲惨なニュースで自分が辛くなるなら、その情報から距離を取りたいと思います。

友人の辛い話の相談に乗るときは、自分のメンタルが安定しているときにしたり、自分と相手は違うから、全てわからなくても良いと心に一線引いてから臨もうと思います!

悩みすぎるあなたにおすすめの記事あります!何かヒントが見つかるかもしれません

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