カミングアウトします。私は、6年間園ぼっちママです!この春、そんな6年間の園ママ生活も終わります。今ぼっちでお悩みの方にぼっちママも悪くないよ!とお伝えしたく記事にいたしました!

園ぼっちママになった経緯
学生時代までは、社交的な人間だと自負していました。打ち砕かれたのは社会人になってからでした。
職場の人間関係に悩みストレスを抱えて12年後に休職の末退職しました。そこからというもの、人間不信気味になり、なるべく他人と接しないようにしていました。
次男を出産後はコロナの影響で子育て支援センターも閉鎖。他の親子と触れ合う機会も激減しました。(コロナ中は他のママと無理して交流しなくてよかったので、私のメンタルにとっては悪いことばかりではありませんでした。)
そうして、長男3歳で近所の幼稚園の満3歳児クラス(4年保育)に入園しました。初めは頑張って話しかけたりもしていましたが、やがて疲れて園ぼっちママの道を選びました。

学生時代のような女子グループ問題に親になってから悩むとは…!
幼稚園はぼっちママになりやすい?

私はフルタイムで勤務していた時期もあるため、保育園と幼稚園の両方を経験していますが、圧倒的に気が楽だったのは保育園でした。幼稚園はぼっちになれるまで時間がかかってしまいました。
幼稚園は他の保護者と関わる機会が多い
幼稚園はとにかく親が園に集まる機会が多くて疲れました。
保育園はみなさん働いているので参観も少なめ、そもそも親同士で仲良くなったり、立ち話をする機会が少ないのです。(次男は1年間だけ保育園に行っていましたが、他の保護者の方と話すことはほとんどありませんでした。)

幸い、父母会(PTA)はありませんでした。
親子遠足などもなかったです。
バス通園は辛い…?
毎日のことなので、もう母のメンタルを基準にして選んでも良いと思います。
メリット | デメリット | |
直接通園 | 他の保護者の話さなくてよい | 送迎の手間と時間がかかる |
バス通園 | 送迎の手間と時間がかからない | バス待ちで他の保護者がいた場合に平日は毎日2回も顔を合わせる |

私はペーパードライバーなので、送迎はママチャリです。
雨の日はカバーつけて送迎していました。
ちなみに、グループ登園といって歩いて15分圏内ほどの子どもは、先生が徒歩で送迎するというシステムがコロナ禍以前にありました。毎日2回も近所のお母さん達と顔を合わせるのですが、ほんとに何を話せばば良いのかわからず困りました。

子供を見送った後も他のママたちが談笑する中、私は「お先に失礼します」と小走りで帰宅していました。
直接通園で1番よかったこと
自分で送り迎えするのは大変ではありますが、精神衛生上はとても良かったです。
必ず待ち合わせ時刻にバス待ち場所へ行かなければならない!という事がないので多少の時間の融通も効くうえに、送迎時に、担任の先生から「今日はこんなことしましたよ」など園での様子を聞くこともできてよかったです。
また、わざわざ園に電話をするほどでもないけど、という問い合わせに関しても直接聞けるので助かりました。
ぼっちママの疑問 園ママたちはいつ仲良くなってるの?
元々社交性のあるママたちがプレ保育で子どもも交えて仲良くなる!
子供達が通う園では、プレ幼稚園がありました。入園するまでの1年間、週に一度2時間ほど親子で園に通うというものです。
そこで週一で顔を合わせているので、話す機会もありその後も仲良くなっている模様(そして、もれなくコミュ力が高め)。
我が家は長男が満3歳児保育から入園していて、プレ保育には通っていません。次男は1ヶ月ほどプレに通いましたが、和気あいあいとした雰囲気でみなさん会話が弾んでいました。

私はもっぱら我が子と話していました!
園ママと友人は違うのか?
私の認識では、園ママはあくまで子供の友達のママです。自分の友人ではありません。
もちろん、子供の友達のママとして知り合い、親同士で気が合って卒園後も自分の友人として付き合うということもあると思います。
しかし、多くは園で会ったとき楽しく過ごすだけのおしゃべり仲間なのでは?と思っています。(それもとても素敵)

楽しそうだけど、私にとってはそれ以上に疲れてストレスなのです。
園ぼっちママのデメリット

プロぼっちママであれば、余計な人間関係を築かなくて済むのでむしろ快適といえるとおもいます。私はそこまではまだ到達できておりません。よってデメリットもあります。
参観はいつも孤独?
他のお母さん達が楽しそうに談笑する中、私はいつでもひとりぼっちでした…。けれど参観の目的は子供の授業風景を見ることであり、ママ友と話をする場ではないので、割り切っていました。
孤独なのではなく、孤高の一匹狼マインドでいつも参加してます!

行事終了後は誰よりも素早く即帰宅しています!
周りから孤立してるように見えてる?
人の目は気にしなくてOK!
初めの頃(入園したて)は他人からの目も気にしていました。
他のママたちから、「あの人いつも1人だよね」なんて言われてないだろうか?とか思ったりして、苦痛でした。ぼっちが耐えられず、降園時に友達と遊んで早く帰宅しない子どもにイライラをぶつけることもありました…。(他のママたちは談笑してるのでむしろ楽しそう)
たくさんの本を読む中で、他人の視線を気にすることがいかに無駄かということに気づけたこと、単に慣れてきたという2点であまり気にならなくなりました。

子供が楽しく通えていれば問題なし!
子どもにも寂しい思いをさせる?
前提 親がぼっちでも、子供の交友関係に影響はありません!
私がぼっちママだからといって、子どもがクラスで孤立するようなことはありませんでした。
しかし、こんな事もありました。
午前中に行事があり、お昼で降園した時のこと。

今日みんなでマックに行くんだって!ぼくも行きたい!
どうやら仲の良いお友達のママたち数名で、親子ランチの約束をしていたようなのです。
息子はその仲良しグループに属していたけれど、私はグループのママたちとは挨拶程度の間柄です。もちろんLINE交換などしていません。

やだ!!行きたい!!

ごめんね、ママ約束してないから行けないよ
園外の遊ぶ約束の輪に入れずに子どもに寂しい想いをさせたこともあった

しかし、園で平日は毎日遊んでるので問題なしです!
その他
困った時相談できる人がいない?
何か困った時は園に問い合わせる、担任の先生に聞けば良いので問題なしです!

ママ友がいなくて困ったことは正直ありません!
園ゴシップ情報が入ってこない
「〇〇先生結婚するから辞めるらしい」
「〇〇組は先生がすぐキレてるらしい」
無用な噂話に巻き込まれずに済むのでむしろメリットです。

真偽の定かでないゴシップで先生に対して先入観を持たずよかったです!
ぼっちママの良いところ

ぼっちママでよかったことももちろんあります!

ご安心ください!
こんなにあるぼっちママのメリット!
何かを話さなければ!と聞かれてもないのに家庭の事情を晒して、帰宅してから自己嫌悪…なんてことも一切ありません!(私だけでしょうか?)
また、他の家庭の余計な情報も入ってこないので、他人と比較して落ち込むといったこともありません。
参観中でも行事の日でも数人でずっとおしゃべりしている方をお見かけします。その点、ぼっちママは、我が子に集中できます!!

思う存分にわが子の成長をその目に焼き付けましょう!
自分に素直に生きる
園ママの輪に入りたいと思ったこともあります。
けれど自分をすり減らして他の人に気を遣って過ごすというのは、私にとってはやはり苦痛でした。(そんなことを考えて悩む時間がもったいない!と今振り返ると思います。)
それより、ぼっちママでもしっかりと子どもに向き合う時間をつくれていると思って過ごした方がずっと良いと気付いたのです。

無理をして社交的なママを演じなくてもいい!
園ぼっちママのマインド

私が6年間どのような心がけで過ごしたのかをまとめてみました!
あいさつはする
とっても当たり前のことですが、せめてあいさつだけでも!と心がけています。子供もその様子を見ていますし、[決して気難しい人間ではないですよ!]という対外アピールのためにもしています。
声を発しての挨拶が難しい場合にも、会釈をしています。
私はママグループに属したくない選択的園ぼっちママだと自負していますが、中には園ママ友が欲しいけれど、うまく行かずにぼっちママとなっている場合もあると思います。そういう方の場合にも、やはりあいさつは重要だと思います。
あいさつをすることで、顔見知りになり、当たり障りのない日常会話に発展させることも可能です。

「おはようございます。今日は寒い(暑い)ですね〜」
「〇〇くんまた明日ね〜」
など、多用しています 笑
苦手なママがいる場合
「なんだかわからないけど、苦手」
なんとなく、苦手…。そんな人いませんか?私はいました!今思うと自分のメンタル下降気味だったのもあるかもしれません。
話したこともないけれど、ママグループに対して勝手に偏見を持ってしまうんですよね。被害妄想的でもありました。

そんなこともあるある!
長男が年中のときの一時期そんな時がありました。送迎や行事の時にそのグループを見るのが辛くて辛くて…。でも、そのママたちの子どもと我が子が仲良しだったのです。
ママグループにはあいさつできなかったですが、子供たちは可愛かったので、子ども達に向かってあいさつしてました。
すると、ママグループの子供たちも私のことを認識して
「はるくんのママだ〜」なんて声をかけてくれるようになりました。それだけでも嬉しかったです。

子供たちは私がぼっちだろうと関係なく話しかけてくれます!
子どもと仲良しのママへの対応
子どもと仲良しのママには、一度だけ「いつも〇〇くんのお話を家でしています。これからもよろしくお願いします」と参観日の時に話しかけたこともあります。(かなり勇気を振り絞りました)
話せそうな方の場合だけで、いわゆる華やかでいつも周りに複数人ママ友がいるような方には無理して話しかけませんでした。
挨拶を済ませておくと運動会や、作品展、学芸会などの際に

〇〇くんとお写真撮ってー
となった時に、

すみません、1枚お写真撮って良いですか?
スムーズにツーショットが撮れました。
ですが、それくらいなので無理することはありません。口角を上げて会釈するだけでもいいのです。
最終手段!これでやり過ごす
自分の気持ちが楽な方へ
イヤホンをする
降園後、そのまま園でサッカーの習い事をしていました。親は終了10分前くらいに迎えに来るのですが、そこが1番苦痛でした。
同じクラスのママたちがいつも5人くらいでおしゃべりしているのです…。そんなに広くない園庭でグループで会話するママたち、そしてぽつんな私…。
談笑するその声がとても苦痛でした。(勝手に疎外感を感じていて余計辛かったのです。)
そこで、Bluetoothイヤホンを購入して好きな曲を聴くようにしました。

好きな曲をかけたり、オーディオブックを聞いたりしてました
\ぼっちのお供!聴く読書/
視界に入れない
さらに、ママ達が視界に入るとまた余計なネガティブな考えが浮かんでくるので、談笑するママグループよりも前に移動して子供のサッカーを最前線で観ていました。

自分が楽な方法でやり過ごすべし!
同じ小学校へいくお友達は長いお付き合いになる覚悟で

年長さんになると、そろそろ気になるのが卒園&入学です。
同じ幼稚園に通うお友達の中でも、同じ小学校へ進むご近所ママたちは今後も町内会や子ども会などでお付き合いが続きます。(辛い…)
わが家は次男が年長になる直前に今の地域に引っ越しをしました。毎朝登園時に顔を合わせる同じ学区のママたちにはなるべくあいさつをするようにしました。

辛かったら会釈だけでも大丈夫!
子供同士で下校後に約束したり遊んだりと親が介入せずに遊ぶようになります。
親の目が届かないところでのトラブルも発生しがち…。そんな時に顔見知りであれば対応しやすいです。(ママ友にならなくても大丈夫です、挨拶をする顔見知りでOK)
子どもに対して母の性格を伝えてみる

世の中明るくて社交的な母親ばかりじゃないのです

子どもが年長くらいになった時、息子から

〇〇くんのママにLINEして遊ぶ約束して!
と頼まれました。良い機会なので、本音で息子に話してみました。
「ママは はる(息子)が〇〇くんと仲良しで、とても嬉しいよ。
でもごめんね
〇〇くんとのママと、はるのママはとっても仲良しのお友達というわけじゃないんだ。
近所の人と同じ感じかな。笑顔であいさつはするけど、一緒に遊ぶほどは仲良しじゃないんだ。
だからママ同士でLINEしたりご飯一緒にいったり、お休みの日遊んだりはできないの。
その代わり、幼稚園ではいっぱい遊んでね!」
と伝えました。
親としてそんなことは伝えるべきではないのかな、とも思いましたが
無理をしてママグループに入る→メンタルがやられる→イライラして子どもにあたる
となるよりは、よっぽどいいのかなと思って伝えました。
これが正解だったのかは分かりませんが、大人にも色々いるんだなぁくらいに受け取ってもらえたらいいと思います。
おわりに 園ぼっちママ、卒園する
あいさつを交わすくらいの関係を構築できていたらOK。園はママ友を作る場ではなく、子供が友達を作り成長する場だと割り切る。

合計6年間の園ママ生活も3月で終わりを迎えます。
長いようで、あっという間でした。
幼稚園は、平日毎日2回も行く場所だったので、もしそこにママ友がいたらきっと楽しかったことと思います。けれど、私は楽しいよりも苦痛の方が優ってしまいました。
「1人でもいいや」と割り切ってからは気持ちがグッと楽になりました。
悩む時間がもったいないと思えました。
幼稚園は子供が友達を作り、成長する場。
ママ友ができればとても楽しいと思います。
でも、ママ友がいなくても大丈夫です。
ママ友に向けるエネルギーをお子さんに向けて、一瞬一瞬を目に焼き付けてみてください♪
あいさつを交わせていればOK!これくらいの軽い気持ちで過ごしてみてください♪
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